この記事では、気血水バランスチェックで気滞タイプの方の原因、対策について解説していきます。
- 気滞とは?
あてはまるかチェック! - 考えられる原因
- 改善方法
- おすすめの食材
- 溜め込むことは悪いことしかない!心もデトックスしよう!
- まとめ

written by はぐみ
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気滞とは?
気滞とは、生命エネルギーである「気」の流れが滞ってしまった状態です。気鬱タイプとも言ったりします。
私達は「息を吸う」「息を吐く」を意識してやっていません。食べたものを消化して排出できるようにしたり、外部からウイルスの侵入を防いでくれたり…体は24時間、私達が意識しなくても生命維持のために必要な活動は勝手に働いてくれています。この機能を維持しているのが「気」です。
気は全身を巡り、体の様々な機能を支えているため、気の流れが滞ると心身に様々な不調が現れます。
【あてはまるかチェック!】
□気分が落ち込みやすくなる
□不安感や緊張感が強くなる、情緒不安定になる
□ため息をよくつく
□ゲップやおならがよく出る
□胸がつかえたり、お腹がはったりする
□下痢または便秘になりがち
□PMS(月経前症候群)、生理前の不調がある
考えられる原因
- ストレス
過剰なストレスや精神的な緊張は、気の流れを阻害する大きな要因となります。また、食欲がなくなったり胃腸が緊張したりと、消化機能にも影響してきます。 - 不規則な生活
睡眠不足、食生活の乱れ、運動不足などは、気の生成や循環を妨げます。特に睡眠不足や夜ふかしなどは自律神経の乱れに影響します。 - 感情の抑制
イライラを溜め込む、思ったことを言えずに我慢する…社会に出て必ずといっていいほど誰もが経験するストレスの一つです。気だけでなく血も滞ります。
改善方法
・ストレス発散
趣味やリラックスできる活動でストレスを解消することが大切です。趣味がない場合は、ウインドウショッピングしたり音楽を聞いたりして、意識がストレス原因に向かないようにしましょう。
・適度な運動
ウォーキングや軽いストレッチなど、適度な運動は血を巡らせるので、それと同時に気の流れを促進します。
・胃腸にやさしい食事
ゲップやおならがよく出る、胸が使える、お腹が張るなど、胃腸の調子がよくないときには、消化しやすく温かい食事を心がけましょう。
・体を温める
冷えは気滞を悪化させるため、体を冷やさないように注意しましょう。温かい飲み物を飲んだり、お風呂にゆっくり浸かったりするのも効果的です。
・アロマテラピー
ベルガモット、オレンジ、グレープフルーツなど柑橘系の精油は、気の流れを促す効果が期待できます。アロマバスやアロマオイルマッサージなどで取り入れてみましょう。時間がなくて疲れ果ててもベッドの上でできる、アロマを使ったリラックス方法をご紹介している記事もあるので参考にしてみてください。⇨寝不足ママの救世主!5分で疲れが取れる魔法のリラックス術✨
・呼吸法
深呼吸を意識的に行うことで、気の流れを整えることができます。腹式呼吸でゆっくりと呼吸をすることを心がけましょう。
仕事中でもトイレ休憩の際や午後の眠気ざましにもおすすめです。
・我慢しない!
『我慢=溜め込む』ということなので、体の中に気を溜め込んでしまい巡りが悪くなります。ため息やイライラが多い人は、自分でも気付かないうちに悶々と溜め込んでしまっている場合があります。思っていることを吐き出してみたり、悩みは相談してみるなどして溜め込まないようにしましょう。ノートになぐり書きしてみるのもおすすめです。
おすすめの食材
気滞タイプさんにおすすめの食材をいくつかご紹介します。
・セロリ、しそ、パセリ、三つ葉などの香味野菜
・レモン、オレンジなどの柑橘類
・ミントも◎
⇨イライラを鎮めたり、気分をリフレッシュさせてくれます。
香りが華やぐものは気の巡りを良くします。
ハーブティーは職場やお家でも手軽に気分転換できるのでおすすめです☕
辛いものやお酒をたくさん摂取することは避けましょう。
胃腸が荒れて悪循環になります。
溜め込むことは悪いことしかない!心もデトックスしよう!
『デトックス』は皆さんご存知ですよね?体内に溜まった有害物質や老廃物を体外に排出することです。
中医学では、体と心は一体であり、連動していると考えます。
我慢しすぎたり、気持ちを抑えたり、マイナスな感情を溜め込むことは体にも毒になります。
巡りが良い健康な心身でいるためには、気持ちもデトックスすることも大切です。
デトックスの方法として、ストレス発散や運動などは代表的なことだと思いますが、
私が一番みなさんにおすすめしたいのは「我慢しない」ということです。

これについては、私自身の経験を別のコラムで詳しくお伝えしたいと思っていますので、ぜひそちらを参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?気滞タイプのポイントは”溜め込まないこと”です。
心当たりがあった方、体のコンディションがもうちょっと良くなるといいなと思っている方、
ぜひできそうなことから始めてみましょう!
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