この記事では、気血水バランスチェックで痰湿タイプの方の原因、対策について解説していきます。
- 痰湿とは?
あてはまるかチェック! - 考えられる原因
- 改善方法
- おすすめの食材
- 代謝を上げることを意識してみよう!
- まとめ

written by はぐみ
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痰湿とは?
痰湿とは、中医学で体内の水分代謝が滞り、余分な水分(「水」)と老廃物(「痰」)が体内に溜まっている状態を指します。
この「痰」は、西洋医学で言う痰とは少し異なり、目に見える痰だけでなく、体内に停滞した水分や老廃物の総称です。
痰湿は、様々な不調を引き起こす原因となります。
【あてはまるかチェック!】
□夕方になるとむくみが強くなる傾向がある。
□体が重だるく、疲れやすい。
□食欲不振、胃もたれ、吐き気が起きることがある。
□下痢、軟便、便秘などお通じが良くない。
□口の中がネバネバする。口臭がする。
□頭が重く、ぼーっとする。特に雨の日はひどい。
□脂性肌、ニキビ、吹き出物、湿疹ができやすい。
□気分が晴れず、憂鬱になりやすい。
考えられる原因
- 運動不足
運動が足りていないと、血の巡りが悪くなります。血は水分も一緒に運んでいるので、全身の潤いが巡らず老廃物も溜まってむくみやすくなります。 - 腎や脾(胃)の不調
中医学では、腎や脾(胃)は体内の水分を調整したり、食べたものを体内に吸収しやすくしたり、それぞれ大事な役割を担っています。これらの調子が悪くなると、うまく水分を体に巡らせることができなくなり、むくみや頭痛、吹き出物ができるなどの原因となります。
改善方法
・食事の取り方に気をつける
胃腸の負担になるものは避け、温かいものを食べましょう。夕食は軽く済ませ、昼食にウェイトを置くように意識すると◎
お酒もたくさん飲むと腎や腸を冷やしてしまうのでほどほどに。
・運動して汗をかきましょう
運動することで血流が良くし、体に溜まった余分な水分を排出しましょう。筋トレよりもウォーキングやインターバルトレーニングなど、全身を使った有酸素運動の方が好ましいです。
⚠汗をかいたあとの水分補給は、冷たいものをガブガブ飲まないように気をつけましょう!再び体内に水分を溜め込み冷やしてしまう原因となります。
・アロマテラピー
ジュニパーベリーやグレープフルーツなどの精油は、むくみをとり、体に溜まった老廃物を排出する効果が期待できます。アロマバスやアロマオイルマッサージなどで取り入れてみましょう。時間がなくて疲れ果ててもベッドの上でできる、アロマを使ったリラックス方法をご紹介している記事もあるので参考にしてみてください。⇨寝不足ママの救世主!5分で疲れが取れる魔法のリラックス術✨
おすすめの食材
痰湿タイプさんにおすすめの食材をいくつかご紹介します。
・はとむぎ、あずきなどの雑穀類や豆類
・きゅうり、すいか、冬瓜などのウリ科の野菜🥒
・昆布、わかめなどの海藻類🌊
⇨これらはむくみをとって水分代謝を良くしてくれます
生姜やネギなど、消化を助けてくれる薬味もおすすめです◎
甘いものの食べ過ぎ、冷たいもの、脂っこいものなどは体を冷やす原因となるので避けましょう。
また、冷たいものより常温あるいは温かいものを摂るように心がけましょう。
代謝を上げることを意識してみよう!
痰湿タイプの方は、代謝が落ちていないか確認してみましょう。
「代謝=古い細胞が新しい細胞に作り替えられる」こと。
代謝が落ちていると、老廃物が体に溜まりやすくなります。
・歩くスピードが遅い
・歩幅が狭い
・姿勢が悪い
・汗をかきづらい
これらにあてはまる方は特に注意しましょう。
食事・運動・睡眠 ⇨ 摂取したエネルギーや水分を体に回す ⇨ 余分なものは排出する
というサイクルがスムーズにいっていれば、体のむくみも取れ、吹き出物も減っていきます。
また、甘いものやお酒は体を冷やし、特にお砂糖は水分を抱え込むのでむくみやすくなります。食べ過ぎに気をつけましょう。
タンパク質を多く食べることで、甘いものを食べたくなる欲求が抑えられますよ。

甘いものを食べる時は、和菓子がおすすめ!むくみをとってくれる小豆や、体を温めてくれる黒糖など、女性に嬉しい食材が使われているので、洋菓子より罪悪感なく食べられます✌
まとめ
いかがでしたか?痰湿タイプのポイントは”代謝をあげる”です。続けていくと徐々にむくみが取れてきたり、頭痛が減ったり、少しづつ違いが出てくると思います。
ぜひできそうなことから少しづつ始めてみましょう!
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