
- 疲れやすい、やる気が出ない
- むくみがひどい
- 最近あまりよく眠れない
- 生理痛が重い
病院に行っても特に病気と診断されない、
だけどなんとなく日頃の生活で不調を感じている・・・
そんな状態を中医学では「未病」と呼んでいます。
「未病」とは健康と病気の間の状態のことを指し、薬に頼らずとも漢方や薬膳の知恵を借りて、日々の体を労り養生することで改善できます。

病名を特定して薬を処方する西洋医学と違い、
今ある症状に注目し体を根本から改善していくことを目的とするのが東洋医学の考え方です。
今回は気血水タイプ別の症状から、おすすめの食材・改善ポイントをご紹介します。
不調が思い当たる人は、まずは自分が今どのタイプの状態なのかチェックしてみましょう!
【この記事の内容】
☑自分が今どのタイプの不調なのかがわかる
☑症状タイプ別に改善ポイントやおすすめのアロマ・食材がわかる

written by はぐみ
🌷頑張らない!がモットーの1児のママ
🌷16年間の生理痛(激重)&子宮ポリープを2度切除経験
🌷妊活をきっかけに体質改善⇛重度の生理痛がほぼゼロに!
🌷『本当に実践できなきゃ意味がない!』
忙しいママでもできる体質改善・リラックス方法を発信
- 気血水とは?
- バランスチェック〜気〜
・気滞タイプ
・気虚タイプ - バランスチェック〜血〜
・瘀血タイプ
・血虚タイプ - バランスチェック〜水〜
・痰湿タイプ
・陰虚タイプ - 「やらなきゃ」「頑張る」はNG!
気血水とは?
聞き慣れない方も多いと思いますが、東洋医学では、健康は「気・血・水」のバランスで成り立っていると考えています。
・「気」:生命エネルギー
いわば気力のこと。
体を働かせる、病気を防ぐ、血や水の流れを良くするなど自律神経の部分に大きく関わっています。
・「血」:酸素や栄養を含む体の潤い
酸素や栄養を補給し、臓器に届け働きをよくすることで、精神安定につながります。
・「水」:血液以外の体液
全身をうるおし、皮膚、粘膜、臓器に必要な水分バランスを調整します。血の原料となります。
これらがバランス良く調和することで、私たちは健康な状態を保つことができ、どれか一つでも不足したり滞ったりすると、様々な不調につながると考えられています。
そして症状から、それぞれ「滞っている」か「不足している」かをみていきます。
各タイプの原因や改善ポイントなどの詳細についてはチェック下のボタンより確認してみてください。
バランスチェック〜気〜
□ イライラしやすく、怒りっぽい
□ 胸や脇腹が張ったり、痛みを感じる
□ ため息をよくつく
□ 生理不順、PMS(月経前症候群)の症状が強い
□ 便秘がち、またはガスが溜まりやすい
【ポイント】ストレス発散、睡眠をとる
□ 疲れやすく、倦怠感がある
□ 息切れしやすい
□ 声が小さい、話すのが億劫
□ 食欲不振
□ 汗をかきやすい
【ポイント】休息をとる、胃腸を調える
バランスチェック〜血〜
□ 皮膚に青あざができやすい
□ 皮膚の色が暗く、くすんでいる
□ 舌の色が紫がかっている、または斑点がある
□ 刺すような痛み、または固定された痛みがある
□ 生理痛が強い、経血に塊がある
【ポイント】運動不足、冷え解消、血行改善
□ 顔色が蒼白
□ めまい、立ちくらみがする
□ 爪がもろく、割れやすい
□ 髪がパサパサ、抜け毛が多い
□ 寝つきが悪い、眠りが浅い
【ポイント】規則正しい生活、鉄分・タンパク質等の栄養補給
バランスチェック〜水〜
□ 体が重だるい、むくみやすい
□ 頭痛が多い、頭が重く、ぼんやりする
□ 口の中がネバネバする
□ 便が軟らかくて、残便感がある
□ 皮膚が脂っぽい、ニキビができやすい
【ポイント】ゆっくりよく噛んで食べる、食習慣のみ直し、発汗
□ 手足のひら、足の裏がほてる
□ のどが渇きやすい
□ 便秘がち
□ 寝汗をかきやすい
□ 顔色が赤らんでいる
【ポイント】疲労回復、汗をかきすぎない
「やらなきゃ」「頑張る」はNG!
チェックの結果はいかがでしたか?
複数のタイプに該当する人も、
チェック項目が多かった人も
落ち込まなくて大丈夫です。
体は日々変わっていくので、今の自分の状態を知るひとつの指標だと思ってください。
そして、チェック項目が多い方。
焦ってしまう気持ちもすごくよくわかります!私もそうでした!
でも、いきなり全部を調えようと頑張らないでください!
むしろ逆効果です!

私の場合は 頑張りすぎて「やらなきゃ」とストレスが溜まったり「今日もできなかった」と落ち込んだりして、むしろ悪循環に陥りました…涙
まずは自分が一番気になっている症状があるタイプから徐々に調えていきましょう。
できることだけ、できる時に、やりたい時だけ、やりましょう。
何から手を付けていいかわからない!という方は
・補給する
・巡らせる
日々の生活でこれを意識してみてください。
疲れていると思ったら寝る(補給する)
ため息やイライラが止まらないならおでかけしてストレス発散してみる(巡らせる)
などなど。
体はすぐには変わりません。
長い目でみて、試しにやってみよう、くらいの楽な気持ちでやってみてくださいね!
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